1位はアマゾン
目立つ配送関連のクレーム

 22年7~12月の期間で悪評・クレームの投稿数で最も多かったのはアマゾン・ドット・コムで69件に達した。

 ネット通販の代表格であり、利用者も多いため、悪評・クレームが増えるのは仕方ないところだろうが、それでも2位以下の投稿数とは大きな差となった。

 目立つのが配送に関するクレームだ。

「配送時間帯になっても商品が届かず、連絡もない。翌日になっても配送されない」
「配送日と時間を指定しているのに届かない。今回で2回目」
「翌日配送だったから注文したのに翌日午後11時になっても来ず、カスタマーサポートに連絡したところ、荷物紛失で返品になっていると言われた」

「プライム会員にならず無料会員のままだと配送が著しく遅い」
「梱包が雑なのか、出荷までの商品取り扱いが雑なのかわからないが、商品が破損しているケースが多い」

 置き配に関するクレームも多い。

「置き配指定したが届いておらず一つ隣のマンションに勝手に配達されていた」「置き配指定したが、商品が届かず、その後の調査報告すらない。こちらから連絡しない限り連絡は来ないため、バカにされているように思う」などの投稿もあった。

 カスタマーサポートでも、以下のように、多くの悪評・クレームがあった。

「注文した商品の発送後、“問題が生じたので返送中”との連絡はあったが、何も理由を説明されない」
「誤配で連絡したのに、アマゾンからはなしのつぶて」
「注文した商品が届かないのでカスタマーセンターに、運送会社などを教えてくれと問い合わせたが、“返金します”の一点張りで、何も教えず、非常に不快な対応をされた」

「商品交換のためにカスタマーサービスに問い合わせたが、雑に扱われた」
「カスタマーサービスが担当者ガチャ状態。日本語が通じない人もいれば、問い合わせ内容を全く理解してない人までいる」
「何かトラブルがあっても、最終的には返金さえすればいいとしか考えていないような対応をされた」

 その他、「定価1000円の商品が3000円で売られており、まるで転売屋みたい」といった商品に関するものや、「利用していない料金を請求され、その問題解決に1カ月以上かかった」といったトラブルに関する投稿もあった。