米監査大手プライスウォターハウ?¼½スクーパース(PwC)は26日、向こう3年で生成AI(人工知能)に10億ドル(約1330億円)を投じる計画を明らかにした。マイクロソフトおよび「チャットGPT」を手掛けるオープンAIと提携し、米国内の税務・監査・コンサルティングサービスのオートメーションに活用する予定だ。PwCはAI分野の人員の増強、既存従業員のAI研修も投資計画に盛り込んだ。AIソフト開発企業の買収も検討するとしている。PwC米国部門の副会長で米コンサルティングソリューションズ共同リーダー兼グローバルアドバイザリーリーダーを務めるモハメド・カンデ(Mohamed Kande)氏は、PwCの目標は生成AIを開発し顧客サービス基盤に組み込むだけでなく、他社に生成AIの最適な利用方法を助言し、そうしたツールの開発を支援することだと話した。