「人事評価の適正感」スコアが
平均点を大きく上回る企業たち

 約23万人の中途社員が「人事制度が適正である」と評価した企業のランキングは、トップ5を見ると、1位ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ、2位プルデンシャル生命保険、3位ネオ・コーポレーション。4位ワンキャリア、5位Facebook Japanという結果となった。コンサルティング、金融、メーカー、不動産、インターネットサービスなど業界業種を問わず多種多様な企業が並んだ。

 このランキングにおける集計対象データ全体の「人事評価の適正感」スコアの平均点が2.82だったのに対し、上位30社の平均点は4.32と、全体と比べて2点近くの大きな差が生じていた。

 ランクイン企業で働いた中途社員が投稿したクチコミを見てみると、完全な実力主義だったり、給与テーブルや評価基準が非常に明確でオープンである、また新卒・中途も関係ない雰囲気であるといった特徴が挙げられている。社員もその制度に納得、理解した上で業務に当たっている様子が見られた。

 特に、不動産・生命保険の企業では完全成果主義・フルコミッション制が、また外資系企業では待遇の良さやオープンでフラットな評価制度が高評価につながっている。

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