今後は、店頭サイネージの導入を進めていくほか、AIカメラやビーコン連携を行い店内行動をデータ化し、実際の視聴者層や視聴維持率をもとに売上拡大に向けた改善の提案を行っていく。また、ネットスーパーやウェブチラシ、クーポン、ID連携などを基本機能として備えた“小売アプリ”の開発・提供も行っていくとのことだ。

その他のスタートアップニュース

PONO CAPITAL TWO、米NASDAQ市場に上場

千葉道場ファンドの代表パートナーであり、エンジェル投資家などとしても活動する千葉功太郎氏。その千葉氏が社外取締役を務める特別買収目的会社(SPAC)で、米国ハワイ州に拠点を持つ「PONO CAPITAL TWO」が現地時間8月5日に米NASDAQ市場に上場した。今後12カ月(最大6カ月までの延長も視野に入れる)をめどに、NASDAQへの上場を目指す日本のディープテックスタートアップとの合併(De-SPAC:SPACとの合併による上場)を目指す。

SPACの規模は約1億1600万ドル(約156億円)。SPACが注目を集めた2020年から2021年頃は数千億円規模のSPACが主流で桁1つ小さなサイズとなるが、昨年末以降の株価下落で、小規模SPACのニーズは高まりつつあると同社では説明している。

ストックマーク、総額11億円の資金調達を実施

自然言語処理技術を用いて、国内外約3万5000サイトのビジネスニュースをAIによる分類をもとに提供するサービス「Anews」などを展開するストックマーク。同社は8月9日、大和企業投資、東北大学ベンチャーパートナーズ、博報堂DYベンチャーズ、Bonds Investment Group、ユナイテッド、三菱UFJキャピタルを引受先とした第三者割当増資によってシリーズCラウンドで総額11億円の資金調達を実施したことを発表した。

だんきち、総額1.4億円の資金調達を実施

オンラインでスポーツレッスンが受けられるアプリを提供する、だんきちは8月10日、オリコンを引受先とした第三者割当増資により総額1.4億円の資金調達を実施したことを発表した。