しかし、大事なことはその表面的な特徴の内側に、国境を越えて共感できる要素を盛り込めるかどうかだ。

緑色のダサいジャージの下にイカゲームが忍ばせたのは、キリスト教の持つ普遍性だった。では日本における「世界に通じる普遍性」とは一体なんなのか。それを考えることが、この時代に日本を生きるクリエイターの使命なのかもしれない。