キャンプ飯には鍋や魚の炙り
日本酒とよく合うオトナのレシピ
さて、キャンプアクティビティーとして欠かせない“キャンプ飯”は何がいいのか。もちろんバーベキューもいいが、冬は鍋で体を暖めたい。アウトドア飯でよく使われる重いダッチオーブンは不要、カセットコンロと深めの鍋やフライパンがあれば十分だ。
たけだバーベキューさんが最近ハマっているのは「つゆしゃぶ」だそう。材料は長ネギとしゃぶしゃぶ用豚肉、濃いめのつゆだけ。1人分として5本のネギを白髪ネギにして、つゆを入れた鍋(またはフライパン)に豚肉と一緒にしゃぶしゃぶして食べる。簡単でささっと作れるのがいい。「あまりにもおいしくて無限に食べられます!」とたけだバーベキューさんは大絶賛。残った汁にご飯やうどんを入れて“締め”の一品にしたい。
また、冬に旬を迎えるブリを使った「ブリしゃぶ」もおすすめ。ぜいたくしたい場合は、ノドグロやキンメダイ、ズワイガニといった高級魚介でしゃぶしゃぶするのもいい。魚介類はしゃぶしゃぶだけでなく、あぶりでいただくのもアリ。「バーナーを持っていれば、シメサバを炙ってレモンをかけて食べると絶品です」。想像するだけでよだれが出てきそうだ。こんな和風キャンプ飯のお伴のお酒のチョイスは?
「日本酒がいいですね。冬は外に酒瓶を置くだけで冷酒になるので手間いらず。鍋でお湯を沸かして熱燗にすれば、体がポカポカします。お湯で割ったウイスキーは香りもいいし、こちらもグッと温まりますよね」
なお、ホットウィスキーはレモン、シナモンスティック、バジルなどのハーブ、ジャムやドライアップルなど、好きなものをトッピングしても。アウトドア用のシェラカップに注いで飲めば、気分はすっかり一人前のキャンパーだ。