2024年の中学入試の結果が出て話題になったのは、上位層の志望校選びが多様化している(だからこそ上位校で繰り上げ合格が多発した)ことや、中難関校の受験者が増えたことなどだろう。こうした傾向を踏まえつつ、子どもの特性に合った志望校をどのように選べばよいのか。特集『わが子に最強の中高一貫校&塾&小学校』(全46回)の#44では、『男の子の学力の伸ばし方』『女の子の学力の伸ばし方』『ひとりっ子の学力の伸ばし方』などの著書がある進学塾VAMOSの富永雄輔代表が、24年入試結果の分析とともに、共学・男子校・女子校別の志望校選びのポイントについて、分かりやすく解説する。
0:53~3:22 【2024年入試の傾向】上位層の志望校選びが多様化している
3:23~4:41 上位校で繰り上げ合格が多発した
4:42~5:28 受験人数は高止まり傾向にある
5:29~6:43 中難関校は倍率が高く、偏差値以上に難しい
6:44~8:40 特に不人気校はない
8:41~9:47 東京都の私立高校授業料無償化の影響は?
9:48~10:02 【2025年以降に向けた志望校選び】
10:03~14:51 共学は「渋谷系」を中心に人気が続く
14:52~15:45 広尾学園、三田国際も試験回によっては相当難しい
15:46~16:32 入りやすい日程はまだある……? 試験日の選定は慎重に
16:33~18:14 午後入試は実力を発揮できるか?
18:15~18:22 共学人気は今後も続く。一度は見学をした方がいい
18:23~18:48 宝仙理数インターが順天堂大学と合併した結果……?
19:49~21:14 男子校では聖光学院の躍進止まらず
21:15~23:59 上位校は横並びで混戦状態に
24:00~25:40 2025年2月2日試験の志望校選びは慎重に
25:41~28:27 女子校は男子校以上にいっそう多様化している
28:28~30:07 2025年2月2日が「日曜」になる影響にも考慮を
30:08~30:35 出題傾向の違いは?「思考型」と「知識型」の問題に大別される
30:36~32:14 思考型問題の特徴とは?まれに努力が報われない場合も
32:15~33:25 知識型問題の特徴とは?努力を突き詰めるタイプに向いている
33:26~34:34 「記述・読み取り型」と「選択肢・短文記述型」がある
34:35~35:45 長文化が全科目で広がっている
35:46~37:44 入試問題と傾向:学校に癖があり、上位校ほど癖が強い
37:45~39:15 秋以降の併願校選びは塾の先生と相談する
35:16~40:04 しっかり情報を集めて志望校を選ぼう
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