住友商事が5大商社から転落寸前・調剤薬局アインを買収するのはセブンかイオンか?・三井住友建設のクーデター決行した一部取締役が続投!
七大商社の2024年3月期の純利益は、三井物産が1兆637億円と、総合商社で唯一2年連続1兆円超を達成し、首位となりました。一方、住友商事の純利益は過去最高益だった前期から大幅減益となり、次点の豊田通商の純利益との差はわずか550億円。もう少しで、長らく保ってきた「五大商社」の地位を明け渡すところでした。住友商事の減益の要因である「お荷物事業」の存在とは何だったのでしょうか。『必読!今週のニュース3本』では、本記事に加え、『調剤薬局最大手アインを買収するのはセブンかイオンか?』と『三井住友建設のクーデター決行した一部取締役が続投!』の3本を紹介します。(ダイヤモンド編集部)
七大総合商社の2023年度通期決算が出そろった。各社が過去最高益に沸いた22年度決算と同等かそれに次ぐ結果をたたき出す中、住友商事は唯一、通期純利益の当初見通しを下回った。背景には、10年にわたり合計4000億円もの赤字を垂れ流してきた「お荷物事業」の存在があった。 >>記事を読む
香港投資ファンドのオアシス・マネジメントが調剤薬局最大手であるアインホールディングス(HD)の株式保有比率を14.89%まで引き上げた。物言う株主であるアクティビストの外圧が強まり、これまで業界再編において買い手側だったアインHDは、身売りする側に回る。買い手候補はセブン&アイ・ホールディングスやイオンに加えて、超意外なメンツがいる。特集『薬局・薬剤師 サバイバルダンス』(全24回)の#1では、オアシスの標的になったアインHDの買い手候補に迫る。 >>記事を読む
前社長解任騒動に揺れたゼネコン準大手、三井住友建設のガバナンス不全が続いている。前社長の解任を目指した前会長らによる“クーデター”は不発に終わったものの、同社は4月下旬に前社長に反旗を翻した一部の社外取締役の続投を発表した。連載『三井住友建設 クーデターの深層』の#5では、2月末の前社長退任発表後から続く激しい暗闘の内幕に加え、次期経営体制が抱える問題点についても明らかにする。 >>記事を読む
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