大学受験でも必須の「英語」ですが、残念ながら日本で学ぶ“受験英語”は文法重視で不自然な表現が多く、せっかく習得しても苦労することが多いのが現状です。しかし「たった1000単語」を覚えれば、あらゆる英語の90%が読めます!大人はもちろん、子どもたちには特に有効です。今回は「本物の英語力の身に付け方」について、5000人以上のバイリンガルを育ててきた経験から解説します。(TLC for Kids代表 船津 徹)
子どもに何か一つ「強み」をつけてあげたい!親であれば誰もがそう願うと思います。もし私が何か一つだけわが子に「強み」をつけられるとすれば、迷うことなく「英語」を選びます。
英語を話せない人が大多数の日本において、英語は一生使える強力な「強み」になります。
英語ができれば、受験、就職、転職など人生の岐路でライバルから頭一つ突き抜けることができます。また、人間関係が世界に広がりますから子どもの人生をより豊かなものになるでしょう。
英語の習得→“学習方法”がすべて!
「親の英語力」や「子どもの才能」は関係ない!
私は日米でバイリンガル塾を経営し5000人以上のバイリンガルを育ててきました。その経験から「日本人でも英語は身につく」と断言できます。
英語圏で暮らす子どもはもちろん、留学をせずに日本国内で英語を学習する子でも英語は身につきます。
このようにお伝えすると「親が英語が得意なんだろう」「子どもに才能があるんだろう」と考える方がいますが、親の英語力や子どもの才能は関係ありません。
親が一言も英語を話さなくても子どもをバイリンガルに育てることは可能ですし、英語を身につけるために特別な才能は必要ありません。
極論を言えば、「英語はやり方次第で誰でも身につけられる」のです。
では、日本人に英語が苦手な人が多いのはなぜなのか…?
一番の原因は「学習方法が間違っているから」です。皆さん(子どもを含む)に語学の才能がないわけではありませんのでご安心ください。
「もう取り返しがつかないじゃないか」と思うかもしれません。しかし、「ある習慣」を身につけるだけで、英語学習の穴は埋まります。
次ページからは、私が5000人以上のバイリンガルを育てる中で磨いた、「本物の英語力の身につけ方」を解説します。