公務員 970人が明かす危機#20Photo:erhui1979/gettyimages

都道府県職員ら598人によるアンケートへの回答で明らかになった「パワハラ危険度ランキング」を初公開する。パワハラ、セクハラは国家公務員に限らず、地方公務員にとっても切実な悩みの一つだ。特集『公務員970人が明かす“危機”の真相』の#20では、都道府県別のパワハラ危険度と、被害者の悲痛な声を届ける。(ダイヤモンド編集部 猪股修平)

ハラスメントで休職・退職相次ぐ
政治家や上司のパワハラは地方でも

 公務員志望者が減る中、志を持って地元や愛着ある土地の都道府県庁で働く職員は貴重な人材だ。しかし、心ない上司や議員のハラスメントに苦しみ、休職や退職に追い込まれる事例は今なおある。

 ダイヤモンド編集部は、独自に実施した公務員アンケート(下表参照)で、「職場内と政治家からのパワハラの状況」を聞き、ランキングを作成した。

 次ページでは、都道府県別の「政治家からのパワハラ被害度ランキング」と「庁内パワハラ危険度ランキング」を発表する。