ロードスターと共に過ごした
青春(?)時代
こんにちは、AD高橋です。
マツダ ロードスターは私にとって思い入れの強いクルマです。以前掲載した試乗編の本コーナーにも書いたように(https://diamond.jp/articles/-/345396)、私は20代前半で頭金なしの60回払いで初代ロードスターVスペシャルを購入。それはそれは楽しい青春時代(?)を過ごしました。
![初代ロードスターVスペシャル](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/7/1/650/img_71422f6ae90d2d677d7758a21af4f271360779.jpg)
90年代前半~中盤はバブル景気が終焉を迎え、人々のレジャーが「安近短」へとシフトした時代。クルマ選びもステーションワゴンやクロスカントリーの人気が高まり、ホンダ オデッセイやステップワゴンが登場してからは、“ミニバンに乗って、週末は近場のキャンプ場などに仲間と出かける”といった遊び方が主流になっていました。
私も、同僚や外部スタッフとキャンプに出かけたり、草野球チームを作って山中湖で合宿をしたりしていました。そんな中でロードスターに乗っていると決まって「もっと便利なクルマに乗りなよ」と言われます。そりゃそうですよね。大勢の仲間と出かけようとしているのに、2人乗りで荷物もほとんど積めないクルマでやってくるのですから。
でも、自然の中をオープンにして走る気持ちよさは、他のクルマでは絶対に味わえないもの。荷物だって他の人が大きなクルマでやってきているのですから、ロードスターに入らないものは「仕方ないな」と誰かが積んでくれます。そして隣に乗せるのはちょっと気になっている女の子。何もかもが素晴らしいわけです。
![ロードスターの運転席](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/8/6/650/img_868ae26894687606bf08487e4f1a5513668443.jpg)