トラックベースのキャブコンは、居住スペースが広々

 キャブコンのメリットは居住スペースを自由にアレンジできること。トラックをベースに架装するため、室内の広さや高さにも余裕があります。

日産 キャラバンをベースに開発したファーストカスタムの「ASTRARE CC1」日産 キャラバンをベースに開発したファーストカスタムの「ASTRARE CC1」(広報写真)

ワンボックスカーベースのキャブコンなら運転しやすい

 ラグジュアリーなキャブコンは魅力的だけれど、トラックがベースだと大きすぎて運転に自信がないという人は、ハイエースなどのワンボックスをベースに架装したキャブコンを選ぶのもいいと思います。ハイエースの運転席から後ろをカットして居住スペースにしているのが特徴で、トラックベースほどではないものの広さは十分。快適な旅を楽しめます。

トヨタ ハイエースワイドボディをベースにした、レクビィ「ソラン」トヨタ ハイエースワイドボディをベースにした、レクビィ「ソラン」

 キャンピングカーには見た目は普通のワンボックスだけれど、車内をさまざまな形に架装したバンコンバージョン(バンコン)もあります。ハイエースやキャラバンをベースにしているので、キャンプだけでなく日常使用もできなくはありません。ベース車両が1ナンバーサイズで大きすぎるという人も多いため、4ナンバーのハイエースや3ナンバーのミニバンをベースにシートをベッド展開できるようにした車中泊仕様車も人気です。