北海道のサーフィン、気温も水温も意外に高い

 さてさて、肝心のサーフィンです。今回はMくんのサーフィン仲間で、地元北海道のプロサーファーである、タケちゃんこと大宮丈治氏がアテンドして下さいました。彼は北海道初のJPSA公認プロロングボーダーです。

JPSA公認プロロングボーダー。大宮丈治氏とJPSA公認プロロングボーダー、大宮丈治氏と Photo by F.Y.

 初日は「シカッティー」なる比較的穏やかなポイントでじっくりと肩慣らし。

 北海道でのサーフィンは寒いに違いないと、長袖長ズボンのウェットスーツを用意していたのですが、気温も水温も非常に高かった。ほとんどのサーファーが海パンにチョッキ形状のタッパーだけの着用で、中にはパンツ1枚で海に入っている人もいるほど。フルスーツを着ている人など私の他には誰一人いません。大宮プロも「昔はもう少し冷たかったんですけどね。少なくとも北海道でパンイチ姿はあまり見かけなかった」と。地球温暖化は確実に進んでいるようで......。

苫小牧の市内から近いシカッティーにて苫小牧の市内から近いシカッティーにて Photo by F.Y.

 翌日は浜厚真という有名なポイントへ行きました。ビーチに直接クルマで入れる好条件。延々と続く海岸には、それこそ100台を超えるクルマが停まっています。ここの波は大きく、力強く形も良い。最高のサーフィンを楽しむことができました。

浜厚真のパワフルな波浜厚真のパワフルな波。北海道の波を堪能いたしました Photo by F.Y.