帝国ホテルと比べても…
ロイヤルホストの「チキンのジューシーグリルランチ～バター醤油ソース～」 Photo:Diamond
日本初のファミレスは1970年にオープンした、すかいらーく。その翌年、福岡で開業したのがロイヤルホストだ。すかいらーくが庶民的なレストランチェーンになっていったのに対し、ロイヤルホストは豊富なメニューと快適な空間を擁する「高級化」を進めた。
ロイヤルホストへ行くと誰の目にも明らかだが、内装は高級感があり、メニューも幅広い。
冒頭で「確かめに行った」と書いたが、実際に行ってみると、そこまで高くないことも実感した。他のファミレスがどんどん高くなっているのもあるかもしれない。
ランチメニューだと「チキンのジューシーグリルランチ～バター醤油ソース～（スープ・ライス付き）」が税込みで1023円。同じランチで、たとえばジョナサンの「チキングリル てりやきソース＆肉焼売」は税込みで799円。
たしかにファミレスにしては割高なのは認めるが、ジョナサンにプラス200円出してこの高級そうなランチが食べられるなら、アリなのではないだろうか。それにしてもジョナサンは、なんでチキングリルにシュウマイをつけたのか謎すぎる……。
参考までに、帝国ホテルの「グリルハーフチキン レモン添え（パンまたはライス付き）」は3500円である。正直、帝国ホテルあの味と比べてもロイホは善戦していると思う。値段は断然、ロイホだ！
マリリン・モンローが気に入ったという触れ込みのオニオングラタンスープも、本当においしかった。好き嫌いも含め、何を軸にレストランを選ぶかですべては変わってしまうものだが「プチぜいたく」したい時はロイヤルホスト一択と言っても過言ではない、と店舗へ行って感じた。
創業者の江頭氏は言う。
