お客さんのタイプに応じて
接客方法を使い分け

 仲の良いお客さんがいれば、まるで友達同士のように立ち話するのもOK。でも、他の客席からオーダーが入れば、すぐに切り替えてテキパキと動く。今はスタッフ一同、そうした動き方が自然とできているように思います。

「ミスが命取りの芸能界」にいた元AKB48内田眞由美が、焼肉店開業後は「しくじりOK」と部下に説く理由Photo by M.I.

 ですから私は、多少のミスに対して口うるさく言うことはありません。何か失敗をしたとしても、そこから何を学び、今後の仕事にどう生かしていくのかは、自分自身で考えるべきだと思っています。

 私は焼肉IWAを、一人一人が責任感を持って働ける職場にしたい。そのためにはさまざまな面で裁量を持たせることが不可欠だと、10年間の経営の中で学びました。

 マネジメントと呼べるほど大袈裟な話ではないかもしれませんが、焼肉IWAのこういった運営方針にしっくりきているスタッフは少なくなく、皆が笑顔で生き生きと仕事をしてくれているのはオーナーとしての喜びです。