Nの開発者ジュン・パーク氏は、ハチロク乗りでドリフト大好きな韓国人
七：Nの開発陣のトップはジュン・パークという韓国人なのですが、彼は大変な日本車ファンなんです。韓国でハチロクのトレノに乗っていたり、日本に来たら大黒に入り浸って片端からクルマを眺めて回ったりするという、「ファン」というレベルを超えてるヤバい人間なんですよ（笑）。日本でメディア向けの試乗会を開いた時に、IONIQ 5 Nでドリフト体験ができるコースを設定したのですが、ずっと彼がコースを独占しちゃって……「おいおい立場を考えろよ。今日はメディアさんの日だろう」と（苦笑）。
IONIQ 5 Nはヒョンデという大きな会社にありながら、本当にヤンチャな兄ちゃんが造ったクルマなんです。「N」というブランドは2015年から始めていて、すでに9年が経っています。いまトヨタさんとトップ争いをしているWRCも、Nのブランドで参戦しています。日本の方々にも、ぜひNの凄さを、そのパフォーマンスを体験していただきたいと思います。
F：乗れば分かりますよね。「韓国車だからなぁ……」という色眼鏡は、乗れば5秒で消滅する。
七：はい。ぜひ体験していただきたいです。試乗車も用意してあります。本当に、実際に乗っていただければ、ご理解いただけると思います。
F：今日はありがとうございました。
ヒョンデカスタマーエクスペリエンスセンター横浜にある、特別仕様のIONIQ 5 N
韓国のクルマに対してはいまだに偏見があるようで、記事で称賛するとネトウヨ周辺の方から面白コメントが多く飛んできます。しかし、まさに「乗れば分かる」。みなさん、文句は乗ってから言いましょうね！それではみなさま、ごきげんよう。
（フェルディナント・ヤマグチ）
