ということで、ブッダに挑戦してみよう。これは、ぼくの「身体」。めっちゃ「自分」。
しかしである。よくいわれるように、人間のからだの細胞は、つねに入れ替わっている。一説によると、3カ月でだいたい入れ替わってしまう。
これは、10年くらい前の写真である。
正面をむいて、真顔の写真を探したのだけど、当時写真をとられるのが嫌いすぎて、ロクな写真がのこっていなかった。
写真アプリのAIは「これ、お前だよ」と判定してくれたし、ぼくも「自分だな」とおもう。
みなさんも、10年前の自分の写真をみて「自分だな」と思ってるだろう。そりゃそうだ。
しかし、驚くべきことに、10年前の身体と、いまの身体は、物質的に完全別物レベルなのだ。過去の写真をみると、不思議なきぶんになってくる。
食べ物、他人の吐いた息…
体は自分以外のものでできている
そもそもである。身体は、食い物でできている。
昨日、コンビニでかったチキンをたべた。ファミチキである。「ファミチキ」なるウキウキしたなまえに、つい騙されるが、要は「鳥のからだ」である。
ファミチキを食う、ということは、「鳥のからだ」を、吸収してるということだ。