そう、ネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者、ひろゆきである。

 知らない人に説明しておく。ひろゆきは、天才的なIT起業家であり、また「論破王」としても知られている。ぼくも、元・2ちゃんねらーとして、本書では敬愛をこめて、あえて呼び捨てで「ひろゆき」とよばせていただく。

 さっそくだが、龍樹とひろゆき、ふたりの画像をならべてみよう。

図:P55同書より

 ウソだろ、まじで。ほぼ同一人物である。

 ということで、この章では、龍樹を「インドの論破王」として、紹介していく。(仏教関係者のひとよんでたら、ほんまごめんなさい!!これ以上よまないでください!!)

 そんな「インドの論破王」龍樹は、どんな人生をおくってきたのか。

 実は、『龍樹菩薩伝』という資料に、とんでもない黒歴史が記されているので、紹介したい。

 龍樹は、若いときから天才で、有名人だったらしい。おなじく天才の親友が3人いて、いつもいっしょにつるんでいた。天才集団。やなかんじである。

 この4人組、死ぬほど調子にのっていた。めちゃくちゃ人を見下していたらしい。

 しかし、勉強できる系の人は、いつの時代もかわらない弱点がある。全然モテなかったのだ。

 そして、非モテ青年の性欲が大暴走する。