![京都大学](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/d/1/650/img_d10cf7d4f9bde0a0d0112c6cffb7c6aa787569.jpg)
近年の就活市場は「売り手市場」と呼ばれ、就職率が過去最高レベルに達しており、就活の早期化も進んでいる。そんな中で就活をした主要大学の学生は、どのような企業・団体を選んだのか。国公立・私立主要27大学別の2024年就職先ランキングを作成した。第2弾は、京都大学の就職先をお届けする。(文/ダイヤモンド・ライフ編集部、データ提供/大学通信)
2023年は関西企業が人気
コンサルも上位に
戦前から日本の高等教育を代表する旧帝国大学(北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学)は、エリート官僚や学者、技術者の養成機関として機能し、日本の行政・産業・学術の中心的な役割を担ってきた。
2023年の京大の「就職先企業・団体」ランキングでは、京大が1位、京大医学部附属病院が2位、アクセンチュアが3位だった。関西にルーツを持つ大手企業への就職が多く、住友化学、関西電力、東レ、大阪ガスなどがランキングに入った。
また、東大と同様にコンサルティング業界の人気が高まっており、22年にはランキング圏外だった野村総合研究所やEYストラテジー・アンド・コンサルティングがトップ10に浮上した点が特徴的だった。
24年のランキングでは、こうした傾向に変化があったのだろうか。