米連邦地裁判事は6日、ドナルド・トランプ大統領が指示した連邦補助金・融資の凍結を無期限に差し止めた。その上で、ホワイトハウスが「自らを議会より上の立場に置き」、民主主義を損なったと指摘した。ロードアイランド州のジョン・マコネル判事は、トランプ政権に対し、州政府に割り当てられた連邦資金の支払いを凍結したり、妨げたりすることを禁じた。今回の判決は、トランプ氏が連邦支出の削減と省庁改革を進める中で議会の権限を踏みにじったと批判する人々にとって勝利となる。2月25日には首都ワシントンの連邦判事も、資金凍結を巡り同様の差し止め命令を出していた。マコネル判事は先に一時差し止め命令を出しており、より恒久的な形態の命令に変えた格好だ。
トランプ政権の補助金凍結、米連邦地裁が無期限差し止め
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