米連邦住宅金融局(FHFA)のウィリアム・パルト局長は、就任後最初の1週間で同局が監督する政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の取締役10人余りを解任した。また、2公社の取締役会長に自ら就任し、新たな取締役を据えた(その1人のクリストファー・スタンレー氏は米実業家イーロン・マスク氏の側近だが、就任後1日で辞任した)。パルト氏が解任した幹部には、フレディマックで最高経営責任者(CEO)を務めていたダイアナ・リード氏も含まれた。パルト氏は取締役の交代が実施された前日の今月16日にX(旧ツイッター)への投稿で、「これらの事業には本当に優秀な人々が集まっており、彼らにとってはさらに稼いで成長する昇進のチャンスが多くある」と述べた。FHFAはそれ以上のコメントは控えた。
米当局、ファニーメイとフレディマックの改革に着手
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