お気に入りの銘柄に2倍のレバレッジをかけるファンドに資金をつぎ込んだ投資家は、米国株が過去最高値をつけたことで報われた。だが最近は下落局面に見舞われている。人気の高いレバレッジ型上場投資信託(ETF)のいくつかは、借り入れた資金を使って単一または複数の資産に対する賭けを倍加させるが、ここ数週間でその価値の多くが打ち消された。特にパフォーマンスが悪いのは、ソフトウエア企業からビットコイン保有企業に変貌し、ミーム株(はやり株)となったマイクロストラテジーの株式に対し2倍のエクスポージャーを提供するファンドで、昨年11月の高値から83%下落。テスラ株に同様のレバレッジをかける別のETFも80%下落している。
米株の新型レバレッジETF、価値急落
2022年登場の高ボラティリティー商品「単一銘柄ETF」は数十億ドルの資金を集めたが、ここ数カ月で8割下落のものも
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