スコット・ベッセント米財務長官は、トランプ政権が各国と行う通商交渉について、日本を優先する可能性が高いと述べた。FOXのインタビューで、「日本が非常に迅速に名乗り出たからだ」と説明した。米国と日本が2週間以内に合意に達するかとの質問に対し、ベッセント氏は具体的な期限を示さなかった。「（各国との）良好な交渉を通じて、関税水準が引き下げられることだけを望んでいる」と述べた上で、「ただし、それは相手国次第だ」とした。同長官は7日、石破茂首相との通商交渉を率いると表明した。Xへの投稿で、ドナルド・トランプ大統領が自身と米通商代表部（USTR）に対し、石破氏をはじめとする日本政府と「交渉を開始するよう」要請したと明かした。