政府のインフラ投資拡大の恩恵を受けて大きく上昇!
「HSBCインド・インフラ株式オープン」

<販売会社>SBI証券、松井証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券、楽天証券、SMBC日興証券、大和証券、三井住友銀行、その他

◆5年・3年の成績と成績の安定度が100点!

 HSBCアセットマネジメントが運用する「HSBCインド・インフラ株式オープン」が、インド株型の最優秀賞に輝いた。インド株型の中でも、上昇率の高さが抜群。インドは年率6~7%の経済成長が続き、中でもインフラ関連は他のセクターより堅調だ。インフラ関連株に投資し、その中で分散している。港湾・道路・地下鉄などの事業者や建設会社、エネルギーやインフラ融資専門の金融、さらにワイヤーやケーブル敷設など専門業者の中小型株も含まれる。現地8人のアナリストと運用者の調査力が強みだ。

 ただ、調整局面での下げも大きい。インド株型の平均の最大下落率はマイナス35.1%と大きいが、当投信はマイナス42.9%とさらに大きく、(2)の下がりにくさは0点。値動きが大きいのは投資する際の注意点だ。一方で、(1)の上がったかは5年・3年でインド株型でトップとなり100点。1年も96.6点の高得点だ。(3)の成績の安定度もインド株型でトップの100点。(1)と(3)の高得点が(2)をカバーし最優秀賞となった。分配金は成績に応じて年に1回。

高配当株に分散投資でリスクを抑える運用!
「ピクテ新興国インカム株式ファンド(1年決算型)」

<販売会社>SBI証券、松井証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券、楽天証券、大和証券、野村證券、三菱UFJ銀行、その他

◆下がりにくいうえ、いつも成績上位で安定運用型

 ピクテ・ジャパンが運用する「ピクテ新興国インカム株式ファンド(1年決算型)」は、3回連続の受賞。特定の国に偏らず、新興国の高配当株に分散投資する。上位国は中国28%、韓国11%、台湾8%、ブラジル8%、UAE6%、メキシコ5%。組入銘柄数は94で平均配当利回りは5.2%。業種は銀行が26%と多い。(3)の成績の安定度が94点と高得点。(2)の最大下落率もマイナス20.3%と新興国株型としては小さめ。年1回決算型は分配金を出していない。毎月分配型もある。

インドで伸びしろがある中小型株に投資!
「T&Dインド中小型株ファンド[愛称:ガンジス]」

<販売会社>SBI証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券、楽天証券、その他

◆不調の年もあるが2024年はインド株でトップの成績

 T&Dアセットマネジメントが運用する「T&Dインド中小型株ファンド[愛称:ガンジス]」が、インド株型の優秀賞を受賞。インド株5000銘柄のうち98%を占める中小型株に投資、高い成長を狙う。7つの成長ステージに分類して銘柄を分析・選定。内需関連を中心に業種は幅広く分散されている。長期で成績は良好だが、中小型株タイプだけに年によってややブレがある。2024年はインド株部門でトップの成績。一方、2021・2022年は低調だった。分配金は年2回、直近は500円ずつ出ている。

インドの経済成長を捉え、長期で好成績を達成!
「イーストスプリング・インド消費関連ファンド」

<販売会社>SBI証券、松井証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券、楽天証券、PayPay証券、大和証券、三菱UFJ銀行、その他

◆各基準でバランスよく高得点を獲得!

 イーストスプリング・インベストメンツが運用する「イーストスプリング・インド消費関連ファンド」も、インド株型の優秀賞を受賞。2回連続の受賞となる。インドの消費関連株に投資し、小売業の大規模化やeコマースの進展、旅行、医療関連に注目。1年の上昇率は、インフラや中小型株に特化した投信より見劣りするが、10年の長期では233%とインド株型の中でトップクラス。2021・2023年は成績が半分より下だったが、(3)成績の安定度は79点と高得点。(2)最大下落率も平均より小さい。分配金は年2回、成績に応じて出す。