スコット・ベッセント米財務長官が新たな貿易協定を巡り、英国、オーストラリア、韓国、インド、そして日本などとの交渉を優先し重視していることが分かった。事情に詳しい関係者らが明らかにした。ドナルド・トランプ大統領はこれらの国を含む各国に新たな関税措置を発表している。ベッセント氏は関係者らに対し、これらの国々を優先対象としており、各国の当局者と連絡を取り合っていると伝えているという。事情に詳しい関係者らによれば、日本の赤沢亮正経済再生相は16日からワシントンを訪れ、ベッセント氏や米通商代表部(USTR)のジェミソン・グリア代表と会談する予定。関係者らによれば会談は予備的な内容にとどまる見通しで、即座に合意に至らない可能性もある。
ベッセント米財務長官、貿易巡る交渉で日本や韓国・英豪などを優先
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