米ハーバード大学がトランプ政権を相手に連邦裁判所で訴訟を起こしたと明らかにした。政権が数十億ドルの補助金を凍結し、学術的な独立性を不当に危険にさらしたことで、憲法上の権利が侵害されたとしている。アラン・ガーバー学長はメッセージの中で訴訟の提起を明らかにし、「政府の行き過ぎた措置の影響は深刻で長期に及ぶだろう」と述べた。補助金が削減されたことによってリスクにさらされる分野の中には、小児がんや感染症の流行、また戦闘で負傷した兵士の痛みを和らげる研究などが含まれるという。ハーバード大学は訴訟の中で、政府が「圧力的取り組みの一環として」補助金を打ち切り、「学術プログラムに関しては政府の管理に従うよう」強制しようとしているとも主張している。
ハーバード大、トランプ政権を提訴 補助金凍結で
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