F:音だけのことを考えれば、厚くて思い遮音材、防振材を貼れば全て解決、と。でもそうするとどんどん重くなってしまう。

柴:その通りです。そこをどのようにブレイクスルーしていくか。全体の振動系をどう抑えこんでいくか、そういうところが我々の腕の見せどころでもあるわけで。

柴田さん、今マツダで一番若い主査でした

F:なるほど。いや、勉強になるお話しをたくさん伺いました。ありがとうございました。ところで柴田さんは何年入社ですか?

柴:私は2003年です。

F:若い。入社20年ちょっとでもう主査ですか。すごく早くないですか。

柴:いやぁ。もうアラフィフですからね。若くもありません。

広報茂木:いまマツダで一番若い主査です。

一同:おぉー!

柴:昔は30代の主査もいたそうですから。フェルさんのお親しい藤原(清志)さんは、確か30代で主査になられたと思います。

F:藤原大明神!全国を飛び回り、相変わらずお忙しくされているようですが。

AD高橋:それじゃそろそろ写真撮影を。フェルさん、マスクの準備をお願いします。

「白バイが来たかと思った…」マツダ「CX-80」で体験した“心臓に悪い音”の正体とは?柴田さん(左)の前で改めてマスクをかぶる Photo by A.T.

柴:それは誰か特定のプロレスラーのコピー品ですか?

F:いえ。完全オリジナルです。かなり傷んでいますが、結構なお値段なのでなかなか新調できません。