横長の大型グリルはシステムを起動するとシグネチャーライトで立体感が強調されます。ボディサイズは全長4921mm×全幅1890mm×全高1485mm。ホイールベースは2895mmになります。

MAZDA EZ-6のインテリアMAZDA EZ-6のインテリア(広報写真)
MAZDA EZ-6のテール部MAZDA EZ-6のテール部分(広報写真)

 車内にはソニーの14スピーカーオーディオを設定。テールゲートはガラス部分も開くノッチバックスタイルで、高速走行時にはリアスポイラーが自動展開して安定感のある走りを実現します。荷室はリアのほか、フロントにも99L分のスペースが用意されています。

中国で販売するMAZDA6の後継車は「基本がEV」

 パワートレインはMAZDA EZ-6がBEVとPHEVをラインナップ。航続距離はBEVが約600kmで、PHEVは1回の給油で1000km以上走行できます。MAZDA6eはBEVモデルになり、80kWhと68.8kWh、2種類のバッテリー容量を用意。航続距離は552kmと479kmになります。駆動方式はFRです。

「白バイが来たかと思った…」マツダ「CX-80」で体験した“心臓に悪い音”の正体とは?MAZDA EZ-60(広報写真)

 さらにマツダは4月に開催された上海モーターショーにおいて、長安マツダとの協業による電動車第2弾モデルとしてMAZDA EZ-60を公開。2025年中の発売を予定していることを発表しました。

 MAZDA EZ-6同様にBEVとPHEVをラインナップし、航続距離は約600kmと1回の給油で1000km以上を想定。キャビンは音声、タッチ、ジェスチャーなどさまざまな方法でいろいろな機能を操作でき、車外でも音声操作で駐車操作ができるインテリジェントパーキングを搭載するといいます。車内でのジェスチャーや音声操作は搭載するモデルが増えていますが、車外からの音声操作はどんな感覚なのか、非常に興味があります。

MAZDA EZ-60のインテリアMAZDA EZ-60のインテリア(広報写真)

 インパネセンターには26.45インチの5K薄型ディスプレイを配置。さらにヘッドアップディスプレイは3D表示が可能な大型のものが搭載されると言います。車内に配置されるスピーカーの数はなんと23個! いったいどのような感じで音楽が再現されるのでしょうか。とても気になります。

 残念ながらMAZDA EZ-6(MAZDA6e)、MAZDA EZ-60ともに、日本での発売は予定されていないそう。日本ではどうしてもBEVの販売は苦戦しがちですが、PHEVはかなり話題になるような気がします。みなさんはどう思いますか?

(AD高橋)