社外取バブル2025最新版 「10850人」の全序列#7Photo:123RF

上場企業3900社の社外取締役「全10850人」の総報酬額を実名ランキングで完全公開する。特集『社外取バブル2025最新版 「10850人」の全序列』の#7では、後編として下位5670人の実名と兼務社数、推計報酬額の合計を網羅した序列完全版をお届けする。(ダイヤモンド編集部編集委員 清水理裕)

社外取締役「下位5670人」の報酬額を一挙公開
実名・社名での検索にも対応

 コーポレートガバナンス改革の旗印の下、社外取締役の獲得競争は年を追うごとに熾烈になっている。女性を中心に複数社を兼務するケースが増え、もともと高水準だった報酬はさらに上昇。“社外取バブル”は熱を帯び続けている。

 今回は、本特集の#5『社外取締役・報酬ランキング【上位5180人】1位は9621万円!上場企業「全10850人」最新の待遇と序列』に続き、推計報酬額で「下位5670人」となった社外取の実額を公開する。

 今回と#5のデータを合わせれば、上場企業3900社の社外取「全10850人」を全てカバーする。個別に開示されていない社外取の報酬額は、ダイヤモンド編集部が独自に試算。兼務社数も一緒に掲載している。

 ランキングには、HOYA、エムスリー、トレンドマイクロ、エービーシー・マート、飯田グループホールディングス、ヤマダホールディングス、フジ・メディア・ホールディングスなど有力企業の社外取たちが登場する。

 また、今回のランキングには地方銀行の社外取も数多く出てくる。めぶきフィナンシャルグループ、八十二銀行、山口フィナンシャルグループ、七十七銀行などで、地元企業や地域の財界関係者には必見の内容だ。

 それでは次ページで、下位5670人の実名と順位、報酬額について確認していこう。調べたい社名や氏名を入力すれば、検索が可能だ。ぜひ試してみてほしい。