社外取バブル2025最新版 「10850人」の全序列#10Photo:123RF

上場3900社で、現在50代の社外取締役として名を連ねるのは「全2320人」。首位は57歳の女性で、4社兼務により推計報酬額は4053万円に上った。特集『社外取バブル2025最新版「10850人」の全序列』の#10では、有価証券報告書などを基に報酬・兼務社数・企業業績など6項目を1000点満点で独自評価し、2320人を完全序列化。脂が乗った50代の社外取を、実名・兼務先と共に一挙に公開する。(ダイヤモンド編集部編集委員 清水理裕)

トップ5は全員女性
脂が乗った50代社外取は幾ら稼ぐ?

 職場で修羅場をくぐり抜けた経験を持ち、組織の内と外を熟知する50代は、社外取締役マーケットで引く手あまたの年代である。ダイヤモンド編集部が有価証券報告書などの公開データを洗い出して集計したところ、上場3900社に名を連ねる50代の社外取は、2320人に上った。

 今回は50代の社外取を対象に、報酬・兼務社数・企業業績など6項目を点数化して、1000点満点で完全序列化。その結果、推計報酬額の最高値は6558万円に達した。総合スコアのトップ5は全員女性で、年収は4000万円を超えていた。

 次ページでは、この2320人全員の実名・兼務先・推計報酬額を一挙公開する。彼らは、高額報酬に見合う価値を企業にもたらしているのか。あなたの会社や取引先で、あの社外取は何位に位置しているのか。ランキングで確かめてほしい。