Audoのカフェラウンジやショップには、ビジネスマンから学生、年金生活者、デザイナーまで、色んな人が立ち寄る。
普段の「役」を脱いで、ゆっくりできる「非日常空間」。私たちはそんな場所を求めているのかもしれない。公園のベンチ、静かな温泉宿、開放的なカフェ……。
そんな空間では、いつもとはちょっと違う「良い雑談」ができる。
「外の風」を入れると
世界が広がる
では、Audoはどうやって、良い雑談ができる「非日常空間」を生み出しているのか。
ヨアキムは、心地良く刺激的なクリエイティブな空間づくりには「外の風」を取り入れることが大切だと言う。
色んな人が行き交い、外から風が入ってくるところに「何か」が起きる。だからこそ、Audoは、色んな形で「外の風」を入れる。
「外の世界、違う世界で生きている人は、別の視点を持ち込んでくれる。僕はそれが好きなんだ。ここにひとりで座ってるだけだったら、僕らは自分たちの小さな世界に閉じこもって生きることになる。
外の人と関わって、彼らからのインプットが入ることで、自分たちの小さな世界を超えていける」
ヨアキムは、ダイナミックな「外の風」を入れるために、異世界の人との出会いやパートナーシップを大切にする。
ラウンジでは、ヨガやワークショップ、講演会、出版イベント、近所の人を招待する夕食会まで、幅広いタイプのイベントが開催される。
色んな人が行き交い、「外の風」が入ってくる場所は、刺激的な「非日常空間」になる。
そんな空間で「良い雑談」は生まれるのだ。
ランチタイムの30分を
ちょっとした近況報告の場に
シチュエーションを変えるだけで「いつもの関係性」を崩すことができる。
あなたも体験したことがないだろうか。廊下やエレベーター、通勤中の道や駐車場などでバッタリ会って、ちょっとした会話をしたら、その人のいつもとは違う面が見えたこと。家族・日常生活・趣味などを垣間見て安心したこと。