F:つまり、シトロエンはお買い得。

小:そうですね。ブランドヒエラルキーを作っていながらも、シトロエンはものすごくお得感がありますよね。ぼく個人としては本当にそう思います。

小川さんはステランティスジャパン フレンチブランド事業部の事業部長。ステランティスの仏ブランド、つまりシトロエンの日本におけるトップ Photo by A.T.小川さんはステランティスジャパン フレンチブランド事業部の事業部長。ステランティスの仏ブランド、つまりシトロエンの日本におけるトップ Photo by A.T.

 以上、2回に分けてシトロエンのインポーターインタビューをお送りしました。前編にも書いた通り、小川さんはもともと日産で長年EV事業を行っていた人物であり、その後はルノー・ジャポンの社長としてベルランゴのライバル「カングー」を日本で売っていた方でもあります。そんな小川さんですが、今回のインタビューではかなりホンネの部分まで率直にお話しいただきました。

 試乗では1500キロのロングドライブを行い、途中ちょっとしたトラブルも発生しましたが、逆にサービスネットワークが非常に強固であることも確認できました。

 シトロエン、本当にいいクルマです。

「フランス車は怖い……」と恐れ慄く読者諸兄も、とりあえずは試乗してみてください。大丈夫です、多分。国産にはない魅力に驚嘆されること請け合いです。

 それではみなさま、また来週!

(フェルディナント・ヤマグチ)

シトロエン、ブランドロゴでデザインコンテストを実施

 こんにちは、AD高橋です。

 ブランドの認知度を高め、他ブランドとの差別化を図る上で欠かすことができないブランドロゴ。どこの企業でも、ブランドロゴは厳格に管理され、使用方法などは厳しく規定されています。

 例えばダイヤモンド・オンラインのロゴを私が「かわいいから」と色やフォントを変えてしまったり、勝手にステッカーを作ってクルマに貼ったりしたら、ぶっ飛ばされるどころの騒ぎではなく、商標権の侵害で10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金となる可能性があります。