会社で評価されていても
外で通用するとは限らない
だからといって、誰もが転職に向いているわけではありません。いまはヘッドハンティングも活発なので、その業界である程度の実績がある人なら、ヘッドハンターから1度か2度は声をかけられていても珍しくありません。

もし、まだヘッドハンターに声をかけられた経験がないのなら、外部に示せるほどの実績を出せていないのかもしれません。転職をするなら、そこまでの実績を築いてからのほうが成功する確率は高いと思います。
いまいる会社で評価されていても、それが会社の外に出たときにも通用する評価だとはくれぐれも思わないことが大切です。
いまの会社を無鉄砲に飛び出すのではなく、きちんと家族を養っていけるかどうか、よくよく検討してから転職すべきなのはいうまでもありません。
そのためにも、起業や転職で失敗しても戻ってこられるように、いま勤めている会社との関係も良好にしておくことです。
背水の陣で飛び出すのではなく、退却するための砦も残しておくのが、40代からのワーク・シフトで大切な心得なのです。