2000年代初頭から、大手ビールメーカー4社はワインやウイスキー事業を買収し、来るビール市場の縮小に備えるべく、総合酒類化を進めてきました。しかし、総合酒類化の事業モデルにも限界がきており、アサヒは取捨選択を進めているようです。内部資料を基に、“リストラ”候補と積極投資していく品目を明らかにします。『必読!今週のニュース3本』では、本記事に加え、『三菱電機CFOが断言!「時価総額8兆円を目指す」』と『日本生命からの出向者による三菱UFJ銀の内部資料持ち出し問題が波紋』の3本を紹介します。(ダイヤモンド編集部)
【独自入手】アサヒビールの内部資料で「酒類事業のリストラ候補」「積極投資ジャンル」が判明!事業の“総合酒類化”の限界と課題とは?
2000年代初頭から、大手ビールメーカー4社はワインやウイスキー事業を買収し、来るビール市場の縮小に備えるべく、総合酒類化を進めてきた。しかし、総合酒類化の事業モデルにも限界がきており、アサヒは取捨選択を進めているようだ。特集『アサヒ 王者の撤退戦 ビールメーカーの分水嶺』の#4では、内部資料を基に、“リストラ”候補と積極投資していく品目を明らかにする。 >>記事を読む
三菱電機CFOが断言!「時価総額8兆円を目指す」1兆円投資&8000億円事業撤退の“大胆構造改革”の進め方を解説
エレクトロニクス大手の三菱電機の株価が好調だ。2022年頃までは1500円を下回っていたが、現在は3000円を超えている。株式市場の高評価の背景には、大胆なポートフォリオの組み替え戦略がある。今後3年で1兆円のM&A投資枠を設ける一方で、今年度中に売上高で8000億円規模の事業を終息させるかどうかを見極めるというのだ。長期連載『経営の中枢 CFOに聞く!』の本稿では、今年4月に三菱電機のCFOに就任した藤本健一郎氏を直撃。藤本CFOは、現在の3割増にあたる時価総額8兆円を目指すと断言。巨額投資に伴う財務規律のあり方に加え、事業撤退の考え方についても語ってもらった。 >>記事を読む
日本生命からの出向者による、三菱UFJ銀の内部資料持ち出し・共有問題が波紋…「本当の悪質度」はどの程度か
日本生命保険から三菱UFJ銀行に出向していた社員が、銀行の内部情報を不正に持ち出していた案件が波紋を広げている。「逆流厳禁」というインパクトの大きな文言を付して、社内で共有していたことが明らかとなったからだ。ただ、その内部情報が機密情報に該当するか否かは現時点では不明であり、冷静な実態調査や議論を進めることが肝要だ。そこで連載『ダイヤモンド保険ラボ』の本稿では、この問題の論点を深掘りする。 >>記事を読む
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