集客のポイントは、新客と既存客に分けて考えることです。それには多くのチェックポイントがあり、すべて売上と利益に直結します。
販売力は接客だけじゃない
“販売感覚”の重要性とは
3つ目の力は販売力です。商品力があり、集客力があっても、それらの力を最後に売上につなげるのはこの販売力です。ここが弱いといくら強い商品を持ち強力な集客をしても売上にはつながりません。

有店舗ではスタッフの販売力だけだと思われがちですが、実はそれだけではありません。
スタッフ以外にも店舗の位置、デザインそして什器やサインやVMD(編集部注/ビジュアルマーチャンダイジングの略。店舗のコンセプトやテーマを視覚的な効果を使って顧客に伝えるマーケティング手法)などすべてが販売力につながります。ウェブサイトでも全く同じです。検索のしやすさから始まってサイトの構造、使いやすさ、レスポンスなどすべてが販売力です。
たとえとして、商品を探すために画面の下の方へスクロールしなければならないのは、店舗で奥の方まで歩いていかないと見つけられないのと同じ、クリックして次の画面にいかないといけないのは階段で2階に上がらなくてはいけないのと同じ、と言ってきました。
販売感覚のないままウェブサイトのデザインをしてしまうとこのようなことが起こりがちなので、注意が必要です。