また、ここで、「オフファースト」ということを改めて提案しておきたいと考えています。

 私たちは、オンオフのうち、オンばかりを重視するオン至上主義の、まったく余白のない世界に生きています。

 漫然と休養しているだけでは、オンがプライベートに侵食してくるので、オフの時間がどんどん削られていってしまっています。だからこそオフファーストを意識して、オフの時間を大切にしていかなければなりません。

 それがうまくできずに漫然と休養し、疲労を押し隠しながら仕事を続けていけば、疲労は蓄積されていくばかりです。そのまま疲労が蓄積していけば、不定愁訴ばかりではなく、重篤な疾患にもつながっていきかねません。

 ともあれ、私たちはこうした厳しい状況に置かれているからこそ、攻めの休養によって積極的に休養をとりにいかなくてはなりません。

 オフを大事にして、主体的に休養をとりましょう!