(1)「誰がそんなこと言ったんですか?」と聞いてくる
(2)「はぁ!?」などと開き直ってふてぶてしい態度になる
(3)「そんなの身に覚えがありません」などと言う
(4)「告げ口したのはきっと●●さんですよね、もう信じられない」などと言う
(5)「そんなつもりはなかったんですよ」と保身に走る
この時点で、問題社員にはこちらが相当調べていることが伝わり、この場をどうにか乗り切ろうと、頭の中でぐるぐる考えている表情をしています。
そんな時にはどのように切り返せばいいか、見ていきましょう。
名前を出せない時の
上手な切り返し方
そんな時の切り返し方(1)(4)
(1)(4)に対する切り返しは共通していると思いますので、併せてお伝えします。パワハラ案件などは特に気を使う必要があります。
「特定の個人しかいない」という状況でしたら「●●さんです」と言います。
 しかし、個人の名前を出さないほうがいい状況でしたら、「複数名からそういう申告がある」と言って、
↓
「誰というより、かなりの人数からそういう話をうかがっていますし、我々も実際複数名から聴取をしています。個人情報があるので個人特定はしません」と誰から話を聞いているかが重要ではないことを毅然とした態度で話します。
続いて、(2)は態度が変化するだけのため、切り返し不要です。そのまま冷静に話を進めます。
記憶にないと言われたら
証拠になるものを出そう
(3)の対応は次の通りです。
そんな時の切り返し方(3)
 
「全く記憶にない」とか、「そんなこと一切言ってません」と言われる際に有効なのは、事前に証拠を取っておくことです。
 そこは、「記憶にないなら記憶にないで構いません。ただ、実際『このような出来事があった』と話している従業員がいることは事実なので、あなたなりの意見を聞かせてもらえますか?」と話します。
この「記憶にない」と言われた時の切り返しのパターンはいくつかあります。







