履歴書には書ききれない、あなたならではの熱い答えがあるのではないでしょうか? 実は、その「あなただけの答え」こそが、現役世代から始められる「サードキャリア」の羅針盤となり、大学教授にとって最も大切な「研究テーマ」の源泉となります。

 AIの進化により、働き方は劇的に変わります。もはや、会社から評価されるために「やらされる」仕事に甘んじる時代ではありません。自分で仕事を選び、内容を決め、その働き方に「意味」と「納得」を見出す。そんな主体的な働き方へと、主導権を取り戻す時代なのです。

 あなたの豊かなビジネス経験を最大限に活かし、自分らしい理想の働き方、つまり「セカンドキャリア」が現役引退後の選択肢であるのに対し、現役世代(40代・50代)が自らの意思で築く、経験を活かした「新しい自己実現の舞台」となる「サードキャリア」を実現するための、最高の選択肢の一つが「大学教授」というキャリアだと、私は確信しています。

 組織の枠を超え、あなたの価値で社会の課題解決や社会変革に貢献する働き方を可能にします。これは、まさに人生の後半を有意義なものへと輝かせる「切り札」となるキャリア戦略です。

 ご紹介する「大学教授」というキャリアは、あなたの豊かなビジネス経験を最大限に活かし、自分らしい理想の働き方、つまり「セカンドキャリア」のその先にある「サードキャリア」を実現するための、最高の選択肢の一つだと、私は確信しています。

あなたの今の“働き方”は、自由ですか?

 この質問に、胸を張って「はい」と答えられる人はどれくらいいるでしょうか? 多くの人は、ある程度の不自由さを受け入れ、「比較的自由なら恵まれているほうだ」と考えているかもしれません。実際に、社会人を対象にした調査では、自分の働き方が“完全に自由”だと答えた人はごくわずかです。では、大学教授という働き方はどうでしょう。

 最近、公務員から大学教授に転身した友人は、興奮気味にこう語ってくれました。

「こんなに自由だとは思いませんでした。周りからの指示で予定が決まることが多かった公務員時代と違い、毎日のスケジュールを初めて自分で、主体的に決められるようになったんです」