25歳〜34歳、35歳〜44歳が利用しがちな売り場に特徴
多くのスーパーは、近年、チーズ売り場が充実している中、まいばすけっとでは、どのような売り方をしているのかMZ世代の利用頻度の高いチーズに注目してみた。
チーズ売場の様子。まいばすけっと「日本橋浜町2丁目店」筆者撮影
チーズの品ぞろえを見ると、面白いことに、他のスーパーで見かけられる高級感あふれるものより、あくまで日常に購入しやすい105円、129円の価格のものを、同一商品でカマンベール・プレーン・アーモンドとアイテム数を棚に並べ、目線中央に置かれている。
M・Z世代に支持されるソーセージの陳列状況。まいばすけっと「日本橋浜町2丁目店」筆者撮影
ソーセージは、ナショナルブランド(NB)商品とPB商品を同じ棚を並べ、PB商品の容量は若干少ないまでも、98円、399円と、NB商品より同じ棚に並べることで、PBがお値ごろであることを訴求している。写真でもわかるように、圧倒的なアイテム数を陳列することで、選べることが出来る。
野菜・くだもの上を見るとスナックが陳列されている!
まいばすけっと「日本橋浜町2丁目店」筆者撮影
野菜・くだものも充実している。それぞれの鮮度・価格を踏まえ、ポーション(分量)を変えて陳列し、来店頻度を増加に促す。
そして上段に置かれているスナックなどの菓子類は、65歳以上と比較すると、MZ世代の購入頻度が高い。
上段には通常、炒め物のタレなどが配置されていることが多い中、MZ世代を意識した陳列と言えよう。合わせて買ってもらえるように、上段に置かれているのだ。








