ミスをした人を責めない
フォローし合う文化に感動!
この同僚さんもすぐに仕事に慣れ、それぞれ単独で作業ができるようになって一安心。お互いに割と手際よくやれたので、ちょっと暇な時間も生まれます。
写真はイメージです Photo:PIXTA
「ちょっと暇ですねー」「すごい忙しくなると思って間違って2人、呼んじゃったんですかね?」なんて話をしつつ、片付けするテーブルが出たらサッと行ってバッシングします。
お互い、洗い場で仕分け作業をするのがかぶったタイミングでは、それぞれの近くにあるお皿を片付けていくなど何も言わずとも連携が取れるようになって非常にいい感じです。
いい感じといえば、このお店で働いている方も皆さん、素敵な方ばかり。ホールの社員さんは「水分補給、どんどん勝手にしちゃっていいですからね」と言いながら、コップにお水を注いで渡してくれました。
こういう気遣い、とてもありがたいですね。めっちゃパワハラされて水分補給もままならないクソみたいな現場に出合うこともあるので、こういう気遣いをしていただける現場はとても好印象です。
僕がテーブルの片付けをやっていると、手の空いている社員やバイトの方がサッとやってきてお皿やグラスをお盆に乗せる手伝いをしてくれ、非常に助かりました。お互いをフォローし合うことがこのお店の文化になっているみたいでこれも素晴らしいことだと感じました。
片付け中、僕の手が滑ってお皿を何枚か落としてしまった時もホールの方、そしてお寿司を握る職人さんたちが「失礼しました!」とお客様に謝りつつ、周りにいた方がすぐに落ちたお皿などを拾ってフォローしてくれました。ミスをしてしまった僕にダメ出しをする人は1人もいません。
「大丈夫。ゆっくりでいいです。一度に全部、持っていかなくてもいいですよ」と優しい声をかけてくれたのが本当にありがたい! ミスをしてしまって落ち込みそうになりましたが、この声がけでミスを引きずることなく仕事に取り組むことができました。
それからしばらくして、スキマバイト同僚さんが同じようにお皿を落としてしまいました。ちょっと前に僕がしてもらったのと同じ感じでフォローしたところ、同僚さんからとても感謝されました。
「いやいや、僕も同じこと、さっきやっちゃったんですよ」なんて言いましたが、こんな感じで怒らず助けるスタイルだと萎縮することもなく、伸び伸び仕事ができて素敵だなと思った次第でした。







