ペットの健康を気づかうだけで
飼い主まで健康になれる?
ペットは心を癒やし、脳の疲労回復に役立つ存在です。病院や高齢者施設などで、リハビリや認知症予防目的に、アニマルセラピーを取り入れているところもあります。
『最新医学でわかった 脳ファーストの休養学』(梶本修身:監修、宝島社)
アメリカやドイツの研究で、犬は飼い主の体型に似通ってくるということがわかっています。飼い主が肥満体質だと、犬にもエサを多く食べさせがちになるからと考えられています。
犬は猫と異なり、毎日の散歩が必須のため、犬を飼うだけで1日の平均歩数が2000歩ほど増えることも報告されています。飼い犬は、自分の鏡のような存在。食事と運動の両面でペットの健康を気づかってあげれば、自分も健康になれるというわけです。
ちなみに、数十年前まで犬の寿命は10年ほどと言われてきました。しかし、室内犬が増え、快適な環境で暮らすようになって平均寿命が2~3年寿命が延びたことがわかっています。
人も犬も快適で安心、安全な環境が健康長寿の必須条件なのです。







