【元公安が教える】ビジネスにも効く、ウソを見抜く「5つのしぐさ」とは?写真はイメージです Photo:PIXTA

日常生活やビジネスにおいて、物事をうまく進めるために欠かせない、「駆け引き」。元公安の筆者は、目的のために「うそ」をつくことを厭わない狡猾なスパイたちと対峙してきた。相手のうそを見抜き、自分のうそをうまく隠すテクニックを解説する。※本稿は、元警視庁外事課の勝丸円覚『スパイに学ぶ「あざとい」会話術 ビジネスに役立つ諜報員の言葉の魔法』(講談社)の一部を抜粋・編集したものです。

うそをついている
人間が出す5つのサイン

 スパイやスパイを取り巻く一癖も二癖もある人物を相手にしているだけに、外事警察(編集部注/公安警察の一部門。テロ、スパイ活動、不正輸出などを捜査・防止する組織)は相手を100パーセント信じるということはない。

 普段からやり取りがあり信じられる人物からのうまい話であってもすぐにはのらない。うっかり信じてしまうと、どんな罠がまっているかわからないからだ。そのため、外事警察はどんな場面でも常に相手を疑うように訓練されている。

 ビジネスでも真っ正直な取引はあまりないはずだ。取引先は少しでも自分たちの弱みを隠そうとするだろう。もしかしたらだまそうとしているかもしれない。はじめての取引先ならなおさら心配だ。うそとまではいえなくても、相手の異変を察しておくことが大切である。

 さらに、うそを見抜くだけではなく、相手の発言の裏にある「意図」や「戦略」を読み取れれば、有利にものごとを進められるだろう。

 うそや心に引っかかっていることがあると、どこか態度や言葉に出てしまうものである。どんな相手でも、相手をよく観察することが重要だ。