「高齢者が賃貸物件を借りにくい理由」とは?「高齢者が賃貸物件を借りにくい理由」とは?家主の不安を消すことで高齢者でも賃貸物件を借りることができる?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

あなたは、自分が独りで倒れてしまうことを想像したことがありますか? 「自分は結婚しているから大丈夫」といっても、配偶者もいつか亡くなります。現在は、6世帯に1世帯が一人世帯で、未婚も既婚も子なしも子ありもいつかは「おひとりさま」になる時代。司法書士の立場から「おひとりさま」のサポートを20年以上続け、「人生100年時代における家族に頼らないおひとりさまの終活」を支援している太田垣章子さんの新刊『「最後は誰もがおひとりさま」のリスク33』(ポプラ社)は、そんな時代を平穏に生きるために40代から準備しておくことを丸ごとまとめた一冊。「お金」「住まい」「健康」「家族」など今なら間に合う4つのリスクを総点検できます。本記事ではその中から「住まい」のリスクについて解説していきます。

高齢者でも部屋を借りられる秘策あります

 高齢者になると、なかなか部屋を貸してもらえません。

 確かにそれは現実です。でもこれはなぜなのでしょうか?

 契約して、それで終わりではありません。そこからがスタートです。

 そして高齢者は体が弱るか判断能力が鈍ります。誰しも年を重ねるし、それに伴って衰えていくのです。

 そのスピードが、高齢期には加速していきます。

 お世話を親族が対応してくれれば良いのですが、高齢で賃貸物件を借りる人は身内の援助を得られない人も少なくありません。だから困るのです。「貸さない家主が悪い」的な空気はありますが、実際は大変だから貸したくても貸せないのが実情です。