ミスをしたときも同じです。

「ご指摘ありがとうございます。おかげで、大きなトラブルになる前に気づけました。すぐに修正して、より良い形にします」

 言い訳をせず、感謝をベースに返す。潔く、前向きに。

 そんな「可愛げ」のある人は、自然と周囲が放っておかなくなります。

ステップアップ仕事論写真はイメージです Photo:PIXTA

出世は「ありがとうの量」で決まる

 出世する人と、そうでない人の差は、実はとてもシンプルです。

 仕事の先に、「人」を見ているかどうか。

 自分の評価ばかりを気にしていると、成長はどこかで止まりやすくなります。

 でも、「この仕事で、誰の役に立てるだろう」「どうしたら、この人が少し楽になるだろう」――そんなふうに考えられる人には、結果として、評価や役割がついてきます。

 出世とは、特別な才能や実績へのご褒美ではありません。たくさんの「ありがとう」を受け取った人に、次の役割が託されることなのだと、私は思っています。

 今、目の前の仕事を、どんな気持ちで受け取るか。その小さな選択が、少し先の未来を変えていくのです。