官民それぞれに
GMARCHの個性
学習院大のランキングでは、1位がみずほ銀行、2位が東京23特別区人事委員会、3位が埼玉県市町村(除:さいたま市)だった。
みずほ銀行、千葉銀行、三菱UFJ銀行など金融が上位に来ている。加えて、東京23区、埼玉・神奈川の市町村など地方自治体も多い。安定志向のルートに集中する堅実型の特徴が表れている。
明治大は、1位が国家公務員一般職、2位が東京特別区、3位がNTTドコモだった。
国家公務員、東京特別区、東京都庁と公務員が強い一方、NTTドコモ、NEC、富士通、SCSK、日立製作所などIT大手がずらりと並ぶ。官民双方で存在感を示し、GMARCHの中では最も総合型の就職実績を持つ大学といえる。
青山学院大は、1位が日本航空、2位はNTTデータグループとみずほ銀行が並んだ。
日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)と航空分野での強さは群を抜く。加えて日本生命、楽天グループ、アクセンチュアなど、ブランド力の高い民間企業が並ぶ。一方、公務員の存在感は他校に比べ相対的に小さく、民間志向が鮮明である。
立教大学は、1位が東京都特別区、2位が東京都庁、3位がJTBだった。
自治体に強いことに加え、JTB、ANA、星野リゾートグループなど観光・サービス業が際立ち、旅行・ホスピタリティ産業への集中が明確である。
中央大は、1位が国家公務員一般職、2位が東京都庁、3位が東京都特別区だった。
他に東京都教育委員会、国税庁、裁判所職員一般など公務員分野で群を抜く。法学部を中心とした伝統的な強みがそのまま就職実績に反映されている。民間でもNEC、三菱UFJ銀行、NTTデータなどが上位に入るが、進路構造は官が軸である。
法政大は、1位がみずほフィナンシャルグループ、2位がりそなグループ、3位がNECだった。
上位は金融だが、公務員を含めて業種は多岐にわたりバランス型となっている。







