電費が優秀だったのは?
急速充電の使い勝手も重要
燃費ならぬ電費では、FWDのほうが優秀で、WLTCモードで7.6km/kWh。4WDは6.9km/kWh。満充電時の航続距離はWLTCモードで4WDが472km、FWDが520kmと、FWDに軍配が上がります。
ところが試乗時にメーター内に表示された電費は、どちらも4~5km/kWhでした。5km/kWhだと航続距離は300km程度になる計算です。実は、試乗日は気温がとても低くエアコンを付けていたのと、筆者がいろいろと試そうと加速と減速を繰り返したので、この電費になったのだと推測します。
実際にEVユーザーは冬場にエアコンはあまり多用せず、シートヒーターやステアリングヒーターを用いて暖を取る傾向にあります。e-ビターラもグレードを問わず運転席&助手席シートヒーターとステアリングヒーターが標準で装備されます。
EVは充電に時間がかかって不便と思う人も多いと思います。しかし、最近のEVはかなり急速充電速度がアップしています。
EVの充電速度は、EV側と充電器側の2つの要素で決まります。e-ビターラの急速充電受入性能は61kWhモデルで68kW、49kWhモデルで55kW程度。70kW以上の出力を持つ充電器に接続すれば、最大68kWで充電します。残量10%程度で接続すると、最大入力の68kWでの充電が期待できます。
一般的な30分(0.5時間)充電で34kW充電すれば、FWDで260km程度、4WDで235km程度の走行分エネルギー(ともにWLTCモードで計算)は補給できるのです。この受入性能は最も条件がいい状態での数値なので、バッテリー残量が多いときなどは低くなります。特にバッテリー残量が80%以上の時は、充電量を大きく抑えて充電することが一般的な動作です。
普通充電口は右リヤフェンダーに装備 Photo by Y.M.
急速充電口は左リヤフェンダーに装備 Photo by Y.M.







