学者・研究者として
活躍する卒業生たち
学者・研究者として活躍している卒業生を、見てみよう。
精神分析学者の竹友安彦は、大阪大医学部卒だ。戦後にガリオア資金留学生として渡米し、米アルバート・アインシュタイン医科大教授など、もっぱら米国の病院で医師を続けた。いわゆる頭脳流出組の1人だった。
医学者では、神戸大医学部附属病院の救命救急センター長・救命救急科診療科長を務めている小谷穣治がいる。
重吉康史は近畿大医学部解剖学教授で、睡眠・覚醒のメカニズムを研究している。
磯祐介は数学者で、元京都大教授だ。水木純一郎は物理学者で、元関学理工学部長だ。日本放射光学会会長を務めた。
高等部から関学に進み関学学長になった人物としては、武田建、今田寛、平松一夫、杉原左右一がいる。
また関学院長を務めたのは畑道也、宮田満雄、山内一郎だ。
このうち、社会福祉学が専門の武田建は、関学「ファイターズ」でクオーターバック(QB)として活躍し、米国留学時に最先端のアメフト・コーチング理論を習得し帰国した。関学で教壇に立つ一方、アメフト部のコーチや監督を務め、「ファイターズ」の黄金時代を築いた。関学理事長にもなった。
今田寛は心理学者で、関学学長のあと広島女学院大学長を務めた。
また、平松一夫は会計学者で、関学理事長も務めた。
杉原左右一は統計学者で、関学高等部を経て関学理学部に進学、数学を専攻したのち大学院商学研究科に進んだ。
見市建は政治学者で、インドネシア政治に詳しい。早稲田大大学院アジア太平洋研究科教授だ。
井上哲浩はマーケティング研究者で、関学商学部教授のあと慶応義塾大大学院経営管理研究科教授だ。
則定隆男は経営学者で、元関学教授だ。国際ビジネスをコミュニケーションや文化の面から研究した。北坂真一はマクロ経済学者で同志社大教授だ。
松本道弘は英語の同時通訳者で、日本にディベートを広めた人物でもある。駐日米国大使館同時通訳者、NHK教育テレビの上級英語講座の講師なども務めた。2022年に死去した。







