例えば、「週次定例の資料をレビューしたいから、明後日までに用意しておいて」と言われたとして、「どの週次定例なのか」「資料は一種類なのか」「明後日までというのは、明日中なのか、明後日中なのか」などは判然としません。
また、レビューと言っても「ほぼ完成したものを最終確認したい」のか、「まずは粗い状態で、方向性に大きなズレが無いか確認したい」のかも、時と場合によって異なるでしょう。
仕事の付き合いが長くなると、阿吽の呼吸と言いますか、いわゆる「ハイコンテクスト」なコミュニケーションが増えてきます。つまり、「この文脈で、アレ、と言われたら、部長会の資料のことだな」とか「稟議よろしく、と言われたけど、勝手に稟議を提出するのではなくて、ちゃんと内容確認をしてもらう必要があるな」というふうな、言葉で表現されていない前提、語られない背景を含んだ会話になるわけです。
これは、極めてコミュニケーション効率が良いのですが、
・知らない人には、全く意味がわからない
・知っている人でも、誤解が発生するリスクがある
というような問題があります。
特に、新入社員には極めてハードルが高いため、指示・依頼をする人が配慮するべきなのですが、取引先やお客様、あるいは、忙しい上司などの場合には、丁寧な指示・依頼をしてくれないケースも多々あります。
そのため、新人の自己防衛テクニックとして「わからないことは、ちゃんと質問する」ということを徹底してもらいましょう。
写真はイメージです Photo:PIXTA
本人に聞きにくい、あるいは、聞けないというような状況(例えば、お客様に面と向かって質問しにくい空気があるなど)であれば、身近な先輩や同期などに「こういう意味だろうか?」と聞いてみるところから始めましょう。
自分で抱えて「わからないけど、きっとこうだろう」と勝手に判断してしまうのは危険です。後から問題になるくらいなら、先に確認して煩わしがられる方が100万倍マシです。







