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逆回転し始めた
韓国のレバレッジ投資
レバレッジ投資は、思った通りに相場が動けば、自己資金投資の何倍ももうかる。しかし思った方向と逆になると何倍も損失を被る。それでも、一獲千金を夢見てリスクを取る人がいる。
株価が永久に上がり続けることは考えにくい。どこかで、何かをきっかけに、相場は変調を来す。
6月後半、韓国を基点に世界の株式市場に変調が出始めた。22日、韓国金融監督院の院長は、レバレッジ型ETFの上場について、「抗議すべきだった、非常に後悔している」と表明した。
これをきっかけに、韓国政府がレバレッジ投資規制を強化すると警戒感が広がった。23日、AIの過度な成長期待は、規制強化による株価急落、それによる失望に変化した。
同日、サムスン電子、SKハイニックスとも12%近く下落。韓国取引所は午後2時33分から20分間、取引を中断した。売り圧力は、日本や米国など世界に波及した。
25日、米マイクロン・テクノロジーの決算発表で、収益見通しがアナリスト予想を上回り、世界的に株価は反発した。それでも、不安心理を払拭するには至らなかった。
26日、韓国の株式市場は再び大きく下げた。そして今年5回目となる取引一時中断に至った。多くの投資家がリスクテイクに疑心暗鬼になり始めた。韓国でのレバレッジ投資は、逆回転しつつある。
こうした変化は、過去の相場でよく見られたことだ。利益を極大化するため、お金を借り入れてリスク資産に投資する。失敗すれば、さらにお金を借りて倍返しすればいいと思い込む。特に韓国でこの傾向が顕著になっていた。
その結果、過去4年ほどの間でKOSPIは約3倍も上昇した。似た状況は他の国でもある。例えば台湾でも、過去3~4年の間に株価が3~4倍上昇するとピークとなることが多かった。
「韓国で株式バブルが発生し、相場はピークに差しかかっている」と指摘される。日本でも似たような状況が発生しないか、その可能性は完全には否定できないだろう。







