関西圏と強い結びつき
工業系も上位に
25年のランキングを見ると、ニデックの1位は京都先端科学大と龍谷大が並んだ。3位には東京電機大、立命館大、大阪工業大の3校が続く。
なお京都先端科学大は、ニデック創業者の永守重信氏が大学改革を主導するため18年に経営へ参画し、翌19年に旧・京都学園大から現在の名称へ変更した大学である。
就職者数は全体的に少人数で分散しており、特定大学への偏りは見られない。東京外国語大がランクインしていることから、技術職だけでなく海外事業を支える人材も幅広く採用している様子がうかがえる。
京セラは、1位に同志社大、2位に九州工業大、3位には大阪大と宮崎大が続いた。
九州工業大や宮崎大、熊本大、鹿児島大、九州大、大分大など九州の国公立大学が数多くランクインしている点が特徴だ。半導体や電子部品などの製造拠点を鹿児島県に持つ同社らしい採用傾向といえる。
オムロンでは、1位は立命館大、2位は大阪大、3位は同志社大と関西大が並んだ。
京都工芸繊維大や大阪公立大、九州工業大、千葉工業大など工学系に強い大学が目立つ。
3社を比較すると、立命館大、同志社大、関西大、大阪大、東京理科大、岡山大、九州工業大、大分大などが複数社でランクインしており、電子部品・制御機器メーカーから高い評価を受けていることが分かる。また、3社とも京都府に本社を置く企業らしく、京都・大阪を中心とした関西圏との結び付きの強さが表れている。
一方で、各社とも全国の国公私立大学から幅広く人材を採用している点も特徴だ。電子部品業界では、研究開発だけでなく、生産技術や品質保証、営業、海外事業など多様な職種が存在するため、専門性や実践力を重視する採用姿勢がランキングから読み取れる。
*この記事は、株式会社大学通信の提供データを基に作成しています。
【ランキング表の見方】
医科・歯科の単科大等を除く全国765大学に2025年春の就職状況を調査。568大学から得た回答を基にランキングを作成した。上位10位以内の大学を掲載。就職者数にグループ企業を含む場合がある。大学により、一部の学部・研究科、大学院修了者を含まない場合がある。東京大は「東京大学新聞」、京都大は「京都大学新聞」より集計。大阪公立大は、統合前の大阪市立大と大阪府立大、大阪公立大の大学院修了者の合計を掲載した(調査/大学通信)
医科・歯科の単科大等を除く全国765大学に2025年春の就職状況を調査。568大学から得た回答を基にランキングを作成した。上位10位以内の大学を掲載。就職者数にグループ企業を含む場合がある。大学により、一部の学部・研究科、大学院修了者を含まない場合がある。東京大は「東京大学新聞」、京都大は「京都大学新聞」より集計。大阪公立大は、統合前の大阪市立大と大阪府立大、大阪公立大の大学院修了者の合計を掲載した(調査/大学通信)









